ユバの生活は、主に果樹の出荷によって成り立っています。主産物としては、ゴヤバ(グアバ)、マンガ(マンゴー)などですが、ジャムや佃煮、お味噌などの加工品の他にオクラや椎茸栽培なども行っています。
ゴヤバ栽培は1977年にリオの農事研究家、小川信一さんから技術を学び苗を頂いて始めたもので、後にはユバでも苗栽培を始めアリアンサ移住地に広めました。
また、椎茸は1980年代半ばにブラジリアの三分一(さんぶいち)さんの所へ実習に行き技術を修得し、その後は辻義基君が主任として独自の研究を重ね、当初はユーカリの木を使用していましたが、マンゴーの木の方がこの土地の気候などによく合うためか発芽率のよいことがわかり今日の成績を上げるに至っています。