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ユバ劇場
所在地
ありあんさ通信


現在のテアトロ・ユバ正面 
写真は、サンパウロ州奥地文化振興企画のダンス部門審査会場となった折りで、 両脇の旗はミランドポリス郡旗

1961年のクリスマスに急造したもので、当時のユバ農場の建築技術で可能な合掌造りで、間口・10m、奥・9mで、当初は楽屋も袖も、周囲に壁もない舞台のみの建物だった。後に、楽屋と袖を継ぎ足し劇場らしくなった。

1978年4月、移民70周年を記念しユバ・バレエ団は、日系コロニアからの文化使節として訪日、約20都市で公演を行った。各地の文化会館や劇場は、間口、奥行き袖、楽屋など何れも走り回らなければ間に合わぬほどの広さであったが、実に踊りやすかった。 帰国後、すぐに改築を行い現在の広さとなった。しかし、客席は背もたれもない椅子、床は砂地という半野外の建物ではあるが、舞台鼻までトラックを着けることが出来、道具の搬入など実に容易である。 また、周囲が板壁であるため、臨時に袖を広げるなどと言うことも可能である。

12 de 1961 Teatro Yuba
1961年12月 コーヒー畑を整地して 劇場の基礎作り
12 de 1961 Teatro Yuba
子供達も手伝っての 瓦上げ作業
12 de 1961 Teatro Yuba
約一週間で完成させ クリスマスに間に合わせた
現在のテアトロ・ユバ




全景
客席

cortina antigo(1961-2005)
cortina nova (2006)

初代の緞帳(1961-2005)
2006年に新調した緞帳




劇場屋根を支える柱はアロエラ(鉄木と言われる)材

通常客席は450席

fundo-12m
larga-10m

奥行・12m 
間口・10m




下手袖に置かれたグランド・ピアノ 
左:楽屋   右:回り込み(通路)

mecanismo p/abrir cortina


開拓初期の井戸の巻き上げ器を利用した緞帳巻き上げ器

音響室。右の上下は最近まで使用していた手作りのミキサー






照明室。かなり古い調光器だが充分に機能している
舞台前天井の通路と照明器具。手作りのスポットライトもある

iluminacao da plateia-tampa de panela


客席の照明は大鍋のフタを利用している
特別な公演時には客席を拡張する
plateia 800 (maximo)
毎年行われているクリスマス公演時の客席

 

テアトロ・ユバ舞台機構概要

1961年12月創設当初
奥9×幅10×高4m 床高1m 袖幅2m

1978年改築後
奥12×幅10×高4,5m 床高0.7m 袖幅:上手4m/下手8m
(舞台裏通り抜け可)



楽屋(舞台裏):幅4m (間仕切り無し)

客席: 奥19.5×幅18m 

収容人員:通常・450名 

客席拡張時:800名 (最大)