準備風景
　バレエ上演前の楽屋、メークアップをする若い団員達。

1963年に作られた、開拓者をモチーフとしたモダンバレエ。
バレエ団の指導者・小原明子が、働く人々の美しさに感動して創り上げたユバ・バレエ団の名作で、世代交代して現在に至るまで上演し続けている。

ブラジルの広大な地平線から昇る太陽と自然ををイメージした作品で、曲は、歌手・加藤登紀子の作詞作曲による大地讃頌の歌「ライジング」である。

ー日が昇り日が沈む　天と大地の間に
ー雨が降り草が生える　天と大地の間に
ー日が昇り日が沈み　人は生まれ死んで行く、、、

三世のサチエとリサがシルク・ド・ソレイユのイメージをもとに創作した新作バレエ。　ユバの団員の他に、４年前からレッスンに通ってきている外部の生徒達も共演している。
導入部にはサックスの生演奏も加わっている。 因みに衣装も全て手作りである。

ユバの最年少団員・ユキコから小原明子まで全員が登場して挨拶をするフィナーレも一つの作品的魅力がある。観客は毎回総立ち、スタンディングオーベーションで送ってくれる。