Uma carta de minha amiga(友人からの1通の手紙)


生きている限り何度も憂鬱になったり、意気消沈したり、不安になったりどうせ私の人生なんてこんなもんだなどとマイナスの気持ちがあなたを襲うことがあるだろう。そんな時人はどうやってその気持ちを吹き飛ばしているのだろう?と考えることがある。

気分転換に旅行に出かけてみるのもいいかもしれない。静かに部屋で音楽を聞いて気分を落ち着かせるのもいいかもしれない。思いっきり泣いてみるのも悪くないかもしれない。本を読んだり映画を見たりしてみてもいいかもしれない。しかし、私はそんな時はいつも彼女に聞いてもらう。

彼女がそばにいたときはいつも彼女は私に耳を傾け、真剣に聞いてくれた。ただ、聞いてくれただけだった。もちろん時にはいろいろなことをアドバイスしてくれたりもした。彼女は今そばにはいない。しかし、私はいまだに彼女は私にパワーを与えつづけてくれる。それは手紙という媒体をつかってだ。正確にはメールだ。

私は自分がどうしようもない不安に陥っているときや、憂鬱になっている時は決まって彼女にメールを送っている。彼女は今旅行中だからしょっちゅうそれを見ることはできないが、私はただ彼女にメールを書くことによって、少しづつ私の中にある黒いもやもやが消えていくのだ。そして、いつもこういうときに決まって彼女は返事をくれる。これは本当に偶然でもなんでもなく、なにか結びつけるものがあるのだろうと私は信じている。

私は最近先が見えないという不安にかられていた。あせりはしないで自分を信じていればいいのだといつも言い聞かせてはいるものの、心のどこかで自分を信じきれずにいる自分が大きくなっていっているように感じた。私は私のこれからを考えたとき正直言って不安になっていた。自分を信じるしかない、自分の決めたことを信じるしかないと思っても、いつも心の中でもう一人の私がいつも私にこれでいいのか問いかけてくるのだった。わたしはこのもう一人の自分を消すために彼女にメールを書き始めた。

わたしは、私の心の中をそのまま文字にした。そして、今日メールを開いてみると彼女からメールが入っていた。どれだけ彼女のこのメールに私は気持ちが落ち着いたことか。

“人生とはそういうもので、時には難しい瞬間もあるし、なにかをしようとするも私達しだいなんだよ。時には本、音楽、祈りが私達にパワー、心の落ち着き、そして私達が必要としているなにかをくれることもあるんだよ。でもね、いつまでもうじうじ考えていないで私達自身が動き出すことが大切なんだよ。何かを学びつづけることそしていつも何かを変えていこうとする力が大切なんだよ。私だってあなたと同じで時々、これからの人生についてどうしようもない不安にかられることもあるよ。だって、私もあなたと同じような不安を私も抱いているのだから。Do not feel alone in this boat…(一人でこの船に乗っているなんて思ってはだめ、私だって同じ船に乗っているのだから…)そして、人生において大切なことは「愛」。これを自分の人生において練習してみること。つまり、あなたのそばにいる人への愛、あなたから遠くにいる人からの愛、あなたが知っている人、あなたが知らない人、動物、植物への愛、そして神へ対しての愛。それらがあなたの人生で悩んでいるときの助けとなるのだから!”

心を落ち着けたいときに必要なのはこの「愛」なのだと。なにかにの不安にかられたとき、この「愛」を感じることによって心が落ち着くのだということを私は彼女から聞いたのを思い出した。

何かからの「愛」そして、何かへの「愛」。それを知っている人はどんな困難にも乗り越えられるのだと。何かから受ける「愛」や何かへ「愛」を感じることによって人はどれだけ心が落ち着くことか。

たとえば、とてつもない不安や悩みを抱えているとき、あなたがあなたの飼っている大好きな犬を見た瞬間、もしくは犬と接しているとき不安や悩みがどっかへとんでいったということがあるだろう?

つまり、愛するものがそばにいる、もしくは自分を愛してくれる誰かがそばにいると感じることによって、不安がとおんでいったのだと思ったことはあるはずだ。自分を愛してくれている誰かがいて自分を見守ってくれているとか、自分が愛する誰かがそばにいて元気のパワーをくれているのだとおもうと、自然と不安や悩みもとんでいってしまうような気がしてくるのはきっと私だけではないと思う。

何かを信じてそれを愛するというこては、とてもシンプルな行為に見えて実はとても難しいことだと。とくに、自分を信じてあげるということが、いかに難しいか今痛感している。先が見えない不安にかられよ眠れなくなることもある。暇な時間が怖くなることもあるし、一人で要る時間が怖くなることもある。でも、そんな時、私は心の中でこうつぶやくのだ。「Do not feel alone in this boat…」そう、彼女が私へくれた言葉。そして、もう一つ私には心を落ち着けるための方法がある。それはろうそくに炎を灯し、それをただ見つめるということだ。そして、頭も心も空っぽにしたとき、なんとも言えない穏やかな時間が私にパワーをくれる。そして、それが時には人生のアドバイスをくれるということもあるのだ。

この間いつものように、ろうそくに炎を灯して、それをただ見ていた時、私はあるひとつ新しい発見をした。風が吹くと炎は小さくなり、消えてしまいそうだったから炎を守るために窓を閉めようかとしたときだった、一瞬風が止まり、炎が勢いよく燃え出したのだ。そう、いったん風が止まったとその時、炎は今まで以上に燃えたのだ。そう、風は炎にとっては天敵だ。しかし、ろうそくの炎は、風という逆境にたえ、しかもそれを自分を燃やしつづける原動力とするという自然の強さしっていた。そしてそれを私に教えてくれたのだ。窓を閉めようととした自分を私は恥じだ。人生においても逆境の風は吹いてくることがあるだろう。そのたびにそれを守ろうとして何かをすれば、かえってそれにとってよくないのだということをろうそくと風は私に教えてくれたのだ。

逆境を自分の原動力にするくらい強くならなければ人生という荒波を乗り越えていくことはできないのだと。そして、満足の行く人生はおくれないのだということを。楽をして守られていてはいけないのだと。たわいも無かったことかもしれなかったが、私にはそのろうそくが自分のことのように思え、そして、私はその時、本来はマイナスである要因をばねにし、風を自分の味方にし、より燃えつづけようと決めた。風に負けて消える炎ではだめだと…