2011 2a Parte DANÇA |
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2011年は、ユバ・バレエ団が創立50周年を迎えた節目の年でした。昨年のクリスマスの集い・バレエの部では、ユバ・バレエ団の原点を語るような作品『よろこびの歌』をフィナーレの演目として上演しました。帰省組を含めたたくさんのメンバーが出演し、大所帯で歌い上げた2011年版『よろこびの歌』は、ユバ・バレエ団の半世紀に及ぶ活動の積み重ねを観客の皆さんに深く印象づけたのではないでしょうか。 このほかにも去年初演の『それぞれのアリア』を、新メンバーを加えて再演。個々にダンスの技術を磨いてきた小原あやと熊本早によるコンテンポラリーダンスのソロ。そして、熊本早が振り付けを手掛け、大人数の出演となったミュージカルのようなダンスもあり、さらに去年も出演したソーランチーム“ビリグイ・トモダチ”によるよさこいソーランありと、多種多様な踊りを披露する盛りだくさんのプログラムとなりました。 -----*----- 弓場農場では、ユバ・バレエ団50周年の記念行事として2012年もいろいろな文化イベントを企画中です。今後も御見逃しなく! |
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*弓場農場では、1940年代からピアノやコーラス、劇、遊技などの文化活動を生活の一部として日々行うようになり、その活動成果を、近在の村人達を招いて公開するようになりまた。 しかし、この公演は「劇や遊技を見せる」と言うことではなく、「奥地農村においてもこういう生活は可能なのだ」という創設者・弓場勇の理想の証、問題提起としての公開でした。 そして、その夢の具現化に大きな転機をもたらせたのが、舞踊家・小原明子さんのユバ入りでした。今日まで行われてきた本格的なバレエ指導と絶え間ないレッスンの下、二世から三世、四世へと世代は受け継がれ、バレエ団は今日まで継続されてきました。 |
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『よろこびの歌』 |
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ダンサーそれぞれが別々の振り付けで踊るなかでひとつのハーモニーが生まれていく静かな作品。 |
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2011年11月に弓場農場を訪問した美術家・永井朋生氏が農場内のさまざまな日常の音(鳥の鳴き声、人を呼ぶ声、赤ちゃんのおしゃべりなど)を録音し、それをもとにひとつの音楽を制作。永井氏の深遠な音楽の世界に小原あやが振り付けして生まれた作品。 |
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にわとりの一家が柵を越えて冒険の旅へ!さまざまな苦難を乗りきって、最後はみんなで仲良く踊る物語のある楽しい作品。毎週バレエのレッスンに来ているアリアンサ村の子供たちとともにユバのメンバーが多数出演。振付の熊本早がみんなをぐいぐいひっぱって完成させたこの作品に会場は大いに湧き上がった。 |
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2011年のサンパウロよさこいーラン大会で見事優勝した作品の再演。音楽は昨年同様、日本の音楽家・神代充史氏によるもの。 |
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1978年第1回日本公演の折に初演した作品で、開拓当時の生活や思いを歌い上げた詩劇である。世代を越えて受け継がれているユバ・バレエ団の代表的作品で、50周年を迎えた今、帰省した多くのメンバーも参加し、力強い歌声を披露した。 |
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