[2008年6月18日:]

2008年6月18日

窓の外は真っ白な霧で覆われている。
百年前の今日、日本人がブラジルの大地への一歩を踏み出した。
移民たちの心躍らした思いを想像し、自分が初めてブラジルに来たときを思い出す。
新たな生活の始まりに、不安と期待で一杯だった。
外国に住むなんてことを考えもしなかった僕が、それから、もう、17年を迎える。
今までいることができたのは、先人の築いた信用と信頼のおかげと言っても過言ではない。
セントロのアパートで独りひっそりと百周年を祝う。

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