[死への案内状:]
死への案内状
深い、深い、孤独を感じるときがある。 周りのすべての事象が灰色ののっぺりとした物体に変化し、何の刺激も感じない。 叫んでもわめいても、何の反応も返ってこなければ、受けもしない。 透明人間でもなってしまったような僕を、周囲は気にもすることなく、 ただただ時間は流れ去っていく。 死神が差し出した死への案内状を僕はいつ受け取るのだろうか。