[50年のぶりの、友人からのメール:]

50年のぶりの、友人からのメール

まったく名前に覚えのない人からメールがきた
すぐ、削除しようとしたが何かためらわせるものがあった。
開けると四万十市(旧中村市)時代のまったくおぼえのない人からだった。
当時、僕は小学1年だった。
彼によるとその頃の僕は親切で優しい子供だったらしい。
まったく知らない僕が彼の記憶の中に生き続けていたのだ。
彼の記憶の中で生き続けた僕はどんどん良化され、素晴らしい子供になっていったたのだろう。
他人の記憶のなかで生きつづけているもう一人のじぶんがいることが不思議な気がする。

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